由緒ある樹齢300年のサルスベリ
2018-07-05
こちらの樹齢300年と言われているサルスベリ伊達家ゆかりの木だそうです。
東日本大震災の時には、根元に海水を被った木です。
伊達家が気仙沼にやってきた際に、休憩所として使われていた建物のそばに生えるサルスベリです。
代々大切にされてきた木だそうです。
ただ、今は残念ながら、ボロボロで枯れがすすんでいるため、樹高も3mほど。
幹はかつては太かったのかな?と思われますが、今はそれほどでもないです。。。
この木は4月に簡易診断調査を行いました。
・ 水はけがいたって悪い
・ 有効土層が浅い
というあたりが結果として出てきました。
確かに、相当過湿に弱い樹種ということは把握しています。
盆栽を使った過湿についての試験では、サルスベリは瞬殺でした。
ただ、状況を見て、まだほかにもっと深刻な原因があるような気がしますが、
簡易診断調査ではわかりませんでした。
今秋、もしくは冬に樹勢回復作業を行うことになりましたので、そのときに作業をしながら、確認していくことになりそうです。
どちらにしても、この木とも長い付き合いになりそうです。