K邸のカキノキの樹木診断・調査

 2013-11-12
今日は、腐朽が進行しているので、診て欲しいという
K邸の樹齢200年以上のカキノキの樹木診断に行ってきました。
K邸のカキノキ南側 K邸のカキノキ東側
4m高で断幹跡があり、強剪定跡もいくらかあり、樹齢200年には見えない樹形となっています。
今回、依頼の元となった北側の腐朽部は右側の写真の一番上の太枝の切除跡から進行した腐朽です。

腐朽については、
K邸のカキノキ頂部 K邸のカキノキ北側腐朽部
左が頂部 右が北側(住居側)の腐朽状況です。
頂部については、腐朽の窪みがあり、雨水が溜まっています。
北側については、樹幹の北側が上から下まで全て枯れている可能性が大です。
全幹周のうち、1/4程度でしょうか。

7年前に住居を新築した際に、根元に盛り土がされ、40cmほどの深植え状態となっています。
K邸のカキノキ根元
地表には、防草シートが敷かれ、厚さ10cmほどの砕石が敷かれていました。

土壌については、新築の際の地盤改良の影響を気にしていたのですが、
15~30cm深に地盤改良のため、硬い層がありましたが、その下はかなり柔らかい土壌が深さ1mまで続いていました。また70~80cm深までは水はけもそれほど悪くなさそうです。
K邸のカキノキ周辺の土壌調査

樹木診断の結果としての治療方針は、
・頂部の腐朽については、雨水が溜まらないように処置をすること
・北側(住居側)の腐朽については、幹の上から下まで全幹周の1/4程度は枯死していると思うので、止めようがないと判断しました。気を付けるのは、生きている健全な部分へと腐朽菌が侵入してこないように、樹木自体を健全な状態に持っていくことを主処置すること
・40cm程度の深植えになっており、この状態を解消するのは不可能なため、これによる樹勢衰退を防ぐため、現在の地際近くから不定根を発根促進を図ること(土壌は1m深まで柔らかいため、本来の根の衰退も緩やかではないかと判断)

このカキノキの樹木治療を行うことになったら、また続報を書きたいと思います。





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