C邸の塩害を受けたサルスベリの樹勢回復作業

 2013-10-04
今日は、石巻にて津波被害を受けたC邸のサルスベリの治療作業に行ってました。
土壌分析の結果からも、
サルスベリには、少々厳しい塩害状況が示された案件です。
C邸のサルスベリ治療
家は流されてしまったが、この樹は残ったので、どうしても枯らすわけにはいかないということで、依頼を受けた樹です。

診断として、
・津波による塩害被害
・15cm程度の深植え
(カイガラムシとうどんこ病も発生してましたが、これは気にしなくてもいいと判断しました)
・土壌がアルカリ性
これらが原因と判断しました。

治療として、
・除塩中和材(石膏系土壌改良材)の土壌への混入し、除塩を促進させる
・堆肥(pH4.5)を混入させ、土壌改良効果とpH調整効果をはかる
・深植え解消のため、10~15cm表土をはぎ取る
を行いました。

作業に先立って、まず咲いていた花を全て切除しました。
今は、そこではなく、根にエネルギーを回してほしいので。。。

作業を進めていくと、
C邸のサルスベリ治療3
一方面は、サルスベリが深植えに対応し、枯死した根の代わりに、表面近くにたくさんの細根を出していましたので、ここは表土の剥ぎ取りはやめて、そのまま除塩、pH調整、土壌改良のみの処置としました。

C邸のサルスベリ治療2
他の場所については、予定通り表土の剥ぎ取り、除塩、pH調整、土壌改良を実施しました。
こんな感じになりました。

最後に、
土壌表面に、除塩中和材と堆肥を緩効性の除塩と肥料効果を狙って、
散布し、今日の作業は終了としました。

施主へのお願いとしては、
来年秋まで剪定はしないでください!ということ。
私は、時々見に来て、カイガラムシくらいは除去します。
あとは、樹木の回復力を待つのみです。
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