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サルスベリのロープ支柱設置および樹幹空洞閉塞作業をすることに

 2019-01-31
今日は宮城県石巻市にて、個人宅に行っていました。

立派なサルスベリが1本あるのですが、樹勢は弱り、樹冠からの枯れ下がりが年々続いています。
以前に相談を受けてから、1年半ほど経過を観察していました。

サルスベリ 空洞 サルスベリ 空洞 サルスベリ 空洞

ついに、このサルスベリ樹勢回復作業を行うことになり、
昨年12月に簡易樹木診断調査を実施しました。
今回、お伺いしたのは、それに基づいた樹勢回復作業全体の提案をするためでした。

提案はOKをもらい、順次樹勢回復作業を行うことになり、
第1弾として、
双幹の左側がいたって空洞がひどいため、
双幹同士をロープで繋げて、お互いに支えあうようにロープ支柱を設置することにより、
その左の幹が倒壊・折損のリスクを下げることを目的としています。
ちなみに、空洞はどうしてできるかと言いますと、過去の剪定痕から腐朽菌が入り、腐ってきてしまったためです。
サルスベリは腐りやすいほうの木のため、今回の木も見事に空洞を作っています。

加えて、
空洞自体も小さくしてしまうため、
空洞の中に不定根(普通の場所でないところから出た根)を多数空洞内に発根させ、それらを太らせることにより、
徐々に空洞を狭めていくという非常に気の長い作業も行います。
今日は、その空洞に充填するための資材がどれだけ必要なのかを調べるための測定作業も行いました。

これらの作業は、来月2月中に実施する予定としています。
さて、急いで準備をしないと・・・





地元タウン誌へのコラム投稿 第26回

 2019-01-15
こちらの地元タウン誌へのコラム「樹木医が行く!」も26回になりました。
現在は3カ月に1回の割合なので、意外とのんびりと書いています。

今回は、このタウン誌の発刊が1月半ばということで、
街中の街路樹の剪定がピークを迎えているので、今回のテーマは、「剪定」としました。

改めて調べてみると、
これまで自分が疑問に思っていたことについても、大学の先生方の中には調べてくれている人がいまして、
なるほど!と思ったり、やっぱりね!と思ったりしながら、いくつも論文に目を通していました。

樹木医が行く! vol26
詳しくは、http://www.facetofacefuji.com/






菌根イソギクによる生きた防草緑化工法 NETIS登録大詰めです!

 2019-01-07
菌根イソギク試験施工風景

菌根イソギクによる生きた防草緑化工法」という名前で、昨年は、仙台で行われた展示会に出展していました。
現在は、国交省の新技術データベース(NETIS)に登録するための最終段階にいます。
事前審査では問題なくOKをもらい、今は、本申請の最終段階です。
申請書類は出来ていますが、9日水曜に国交省の担当の方と最終打合せをし、いろいろと改善・修正を行う予定です。

永年的に雑草を抑えながら、緑化も同時に実現する面白い工法ですので、
ぜひNETIS登録は早く済ませてしまいたいです。
さて、がんばりましょう!



月刊誌「盆栽世界」2019年2月号(連載第15回掲載)発売です

 2019-01-04
月刊「盆栽世界」2月号が発売されました。

盆栽世界2019年2月号

こちらの号に、連載「木を知れば盆栽がわかる」の15回目が掲載されています。
樹木医の視点で盆栽について連載を書くと言うコンセプトで、1年間の基礎編としての連載が終わり、応用編に突入して連載3回目です。

今回は、全ての樹木医が基本知識として知っているのに、一般の人はほぼ知らないという「樹木の防御反応」についてです。
前回は幹での防御反応について解説をしました。今回は、樹木の防御反応の2回目です。
今月は、枝での防御反応について書いています。

幹とjはちょっと違う枝の中で起きている雑菌の戦いを解説しました。
木の巧妙です。
幹とは違う戦略で、枝でもいかに腐りを自分の体の中に入れないかようにということで、雑菌と戦っています。

読みたい方は、こちらより購入できますので、
ぜひご覧ください!









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