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国土交通省新技術データベースNETISへの菌根イソギクの登録をしつつ

 2018-11-30
菌根イソギク

現在、菌根イソギクによる防草緑化工法を
「国土交通省新技術データベース(NETIS)」に登録する手続きをしているのですが、
今日は、修正依頼が来たので、せっせと直していました。

もともと公共工事をあまりやらないできたのですが、
菌根イソギクをデータベースに登録するにあたり、かなり公共工事の積算とか歩掛とかいう言葉に慣れてきました。

まあ、慣れてきたとはいえ、修正等にはまだまだ経験不足のため、結構時間がかかります。。。
早く登録が完了してくれるといいのですが。。。





さあ、ナラタケと臨戦態勢に!

 2018-11-25
ベッコウタケに続き、ナラタケとも臨戦態勢に・・・

ナラタケ ナラタケ ナラタケ

生きた樹木がカビやキノコの仲間に襲われて枯れてしまうことがあります。
・ 白紋羽防菌
・ ベッコウタケ
・ ナラタケナラタケモドキ)
がそれに該当します。
これらは、なかなか治療することができない難病とされています。

そのうち、白紋羽病菌については、最近対策が確立されてきました。
白紋羽病 温水治療マニュアル」に詳細が書いてあります。

さて、
樹木医という仕事をしているため、
ベッコウタケ、ナラタケにより弱っている木々に関わることもあります。
今年は、まずベッコウタケを抑え込むことを目指して、サクラ治療をはじめたところです。

加えて、
数日前、私が関わる個人宅のお庭にて、ナラタケが発生していることが確認されました。
このナラタケもこれまでと違った角度から抑え込むための方法を検討しています。

今年はいろいろと新しいことを始める年です。。。









タグ : 樹木医 ナラタケ

野中神社のご神木についての相談でした

 2018-11-20
今日は、当初、がっちりと樹木診断調査をやるという話で、
富士宮市にある野中神社に伺いました。
対象は、ご神木のスダジイです。

スダジイ スダジイ スダジイ

ところが、総代の方々と話をしていると、
かなり木が痛んできたけど、台風とかで倒れる心配はないですか?
という1点の心配だけでした。
そこで、外観を確認し、ひと言伝えました。
今年はいい殺し文句があります。
「**年かに一度の強い台風(台風24号)が来ても倒れなかったから大丈夫です!!」と。

ただ、この木については、
これまでの扱いがあまりにひどいため、
土壌改良等を行うと、今後も安心していられますよ!という提案をしてきました。
工事のたびに太い根が切られた痕跡が多数・・・

仕事の依頼が来ると嬉しいですね。
この木のためにも!!







バイオリンの森、壊滅的被害 暴風雨「復旧に200年」

 2018-11-18
先日、バイオリンを弾く友人とともに、
人生で初めてとなる、弦楽器フェアなるものに行ってきました。
樹木医をしているので、通常は生きた木が相手ですが、今日は死んだ木です。

弦楽器フェア

さて、フェアに入ると、そこで目にするのは、
今までの人生で見たことないような楽器の数が広がり、バイオリン、ギターなどの弦楽器を製造・販売する会社のブースが並び、そして、至る所で楽器の試奏する人々でした。

そのフェアでは、完成品の楽器と同時に、楽器の材料となる木材販売していました。
樹種を見ると、なかなかに希少性がありそうな樹種ばかり。
バイオリン1つ作るのも、大切に木を育てないと!

と思った矢先に、目に飛び込んできた記事のタイトルです。

バイオリンの森、壊滅的被害 暴風雨「復旧に200年」
https://www.asahi.com/articles/ASLC354ZNLC3UHBI02Z.html
という記事を見つけました。

私でも知ってる有名なバイオリンの名器「ストラディバリウス」にも使われる木材が取れるだそうです。
は壊れると、回復するまで時間がかかります。
ナウシカも言ってましたよね?



菌根イソギクによる生きた雑草対策って何だろう?

 2018-11-15
菌根イソギク

菌根イソギクによる生きた雑草対策
~産廃も出ない、メンテフリーな生きた防草緑化工法~



菌根イソギクによる防草緑化工法とは?

菌根イソギクを植えることにより、
産廃も出ない!
メンテナンスフリー!
生きた!
永年的に雑草対策!


をしながら、緑化を行う画期的な工法のことを言います。
つまり、一度植栽すると菌根イソギクが枯れない限り、
5年、10年・・・いやそれ以上の長い間、低コストで雑草を抑制しつつ、
美しい緑を提供してくれます。

詳しくはこちらより。


タグ : イソギク

月刊誌「盆栽世界」2018年12月号(連載第13回掲載)発売

 2018-11-12
月刊「盆栽世界」12月号が発売されました。

こちらの号に、連載「木を知れば盆栽がわかる」の13回目が掲載されています。
樹木医の視点で盆栽について連載を書くと言うコンセプトで、
1年間の基礎編としての連載が終わり、今回から応用編のスタートです。

盆栽世界2018年12月号

今回のテーマは「植え替え
盆栽愛好家にとっては、必ず行う作業です。
今回の連載では、その植え替えについて、これまでの基礎編の知識を土台にして、いろいろと書かせて頂きました。

書いていて思ったのは、
さすがに応用編!
これについては、過去の基礎編第**回にかいてありますよ!
という表記が多かったことですかね。

次回は、樹木の防御反応について書く予定です。











イソギクと菌根イソギクの違いとは?

 2018-11-10
イソギク

イソギクとは?
砂浜や海沿いの崖に生息している海浜植物の「イソギク
これは、日本在来種です。
海浜植物ということもあり、イソギクは乾燥、塩害、高温にたいへん強い植物です。

では、
菌根イソギクとは?
菌根イソギクとは、自生しているイソギクに菌根菌という共生菌を感染させ、普段は根のみで養水分を吸収しているのですが、菌根菌と共生することにより、菌根菌の菌糸で広い範囲から集めてきた養水分も使うことが出来るようになります。
それだけ元気に育つことができます。また、悪い環境下に置かれても、自分の根と菌根菌の菌糸の2つのルートから養水分を集めることができるため、普通に生育することが可能となります。

そのため、根だけで養水分を吸収するイソギクより、根と菌糸で養水分を吸収する菌根イソギクの方がずっと悪環境への適応力が高いのです。

イソギクは普通のキク科のお花ですが、
菌根イソギクは、たいへん強健な、特殊に栽培された緑化用植物となります。














珍しい! 元気なうちに樹木への相談を受ける

 2018-11-07
大黒澤苑の大ケヤキ

宮城県富谷市の歴史施設内の大きなケヤキです。
推定樹高25mくらいでしょうか。

樹木医という仕事としては、至って珍しい案件で呼ばれました。
今回は、今は元気な木だから、今後も弱らないように手を打ってほしいというもの。
珍しいです・・・
樹木医という仕事柄か、普段はボロボロになった木を目の前にどうやって回復させるかを考えることが多いもので。
本当に珍しい!

これから5か年計画を練ることになります。
かなり責任重大ですね。
まだ調査診断を行っていないので、具体的なことはまだわかりませんが、
大枠で
「こんな感じでこのケヤキの対策をしようと思います」
ということを来年度予算確保のため、書かなくてはなりません。

けっこう空想が入ってしまいそうです・・・


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