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イソギクと菌根イソギクの違いとは?

 2018-11-10
イソギク

イソギクとは?
砂浜や海沿いの崖に生息している海浜植物の「イソギク
これは、日本在来種です。
海浜植物ということもあり、イソギクは乾燥、塩害、高温にたいへん強い植物です。

では、
菌根イソギクとは?
菌根イソギクとは、自生しているイソギクに菌根菌という共生菌を感染させ、普段は根のみで養水分を吸収しているのですが、菌根菌と共生することにより、菌根菌の菌糸で広い範囲から集めてきた養水分も使うことが出来るようになります。
それだけ元気に育つことができます。また、悪い環境下に置かれても、自分の根と菌根菌の菌糸の2つのルートから養水分を集めることができるため、普通に生育することが可能となります。

そのため、根だけで養水分を吸収するイソギクより、根と菌糸で養水分を吸収する菌根イソギクの方がずっと悪環境への適応力が高いのです。

イソギクは普通のキク科のお花ですが、
菌根イソギクは、たいへん強健な、特殊に栽培された緑化用植物となります。














法面にて菌根イソギクを植栽してます。  続

 2018-09-10
  
先週に引き続き、
日本国土開発(株)の研究センター建設現場の法面にて、菌根イソギクを植栽してます。

さすがに6000ポット以上の数なだけに、今週も引き続き、植栽してます。
一応、明日には終わる予定ですが。。。

今回は天気が不安定でしたが、大きく崩れることなく、うまい具合に作業が進みました。
植栽が終わり、来年春からはしっかりと雑草を抑制してくれるはずです。
楽しみですね!

さあ、ラストスパート!

斜度30~40度ののり面にて菌根イソギク植栽

 2018-09-05
今週は月曜から台風期間を除いて、菌根イソギクをのり面に植栽しています。
今日は2日目。暑い中、頑張っていました。
場所は、茨城県つくば市。
そのため、今週は樹木医の仕事をせず、お花を植えることをしています。

菌根イソギク 日本国土開発1 
IMG_3844-1.jpg

今回は、日本国土開発(株)の研究センターの建設に合わせて、
試験的に菌根イソギクを植栽してもらうことになりました。
敷地ののり面に広大な太陽光発電所を設置するのですが、その敷地にて雑草対策として植栽されます。
面積は600㎡、イソギクの数も6000ポットあまり。

もしこれで効果が順調に発揮されれば、次回以降本格的に菌根イソギクを植栽してもらうことになるのかもしれません。
さて、どうなるのでしょう。





国道沿いの街路樹周りに菌根イソギク植栽

 2018-08-29
菌根イソギクの試験施工をしてきました。
今年は屋上緑化の試験施工が多く、雑草対策としては、久しぶりの試験施工です。
昨年から色々と試験施工をさせてもらっている国交省からの案件です。
これまでやったことのない、いつもとちょっとだけ違う工法の提案がありました。
面白そうだったので、是非!させてもらうことになり、今日、その施工を行ってきました。
場所は大きなエノキの植栽されている街路樹植栽升です。
こちらにマルチング資材兼緩効性肥料としても効果のある菌根イソギク専用ペレットを敷設しました。
いつもは生分解性植栽シートですので、ちょっとここが違います。
樹木医の立場からいうと、生分解性シートよりこのペレットの方が木にもプラス効果をもたらしてくれるので、ウェルカムです。
菌根イソギク詳細 エノキ下2 菌根イソギク植栽 エノキ下 菌根イソギク植栽 エノキ下4 菌根イソギク植栽 エノキ下3
綺麗に植栽できました。
今後は、菌根イソギクが順調に生育し、雑草の抑制を始めるまで、
このペレットでどこまで雑草を抑えることが出来るかを経過観察することになります。
楽しみですね!
来週は、工場敷地内のソーラー発電所にて、菌根イソギクの植栽を行ってきます。
ただ、今ちょっと思っているのは、
この菌根イソギクが
「マンション、スーパーなどの商業施設の駐車場、工場などの植栽帯向けにもってこいだろうな!」
とひそかに思っています。
一度植栽すると、その後永年的にメンテフリーとなる”生きた”雑草対策となるため、
初期コスト以外ほとんどかからないから、
このようななるべく管理にお金をかけたくない場所に適しているだろうなと考えています。
こちらについても、どこかで試験施工をさせてもらえるといいな~と最近思っています。

菌根イソギクはすごい!

 2018-08-28
今日は、樹木医の仕事というよりは、今、取り組んでいる雑草対策について。
テーマは、イソギクという日本在来種。
そして、それをさらに菌根菌と共生させて強化したタイプについてです。

菌根イソギクは、アレロパシー物質を根から出して、周りの植物の繁茂を抑制します。
アレロパシー物質とは、簡単に言うと「毒」です。
アレロパシー物質は、有名なセイタカアワダチソウも根から分泌します。
菌根イソギクが出すアレロパシー物質は、自分の周りにある植物の種が発芽しないように発芽抑制物質となります。
生えている木や植物を枯らすという害はありません。

そこで、本当かな?ということで、
菌根イソギクの周りに雑草の種を大量に撒いてみました。
さて、どうなるか?

2018年4月17日 撒きました!
菌根イソギクと雑草の種3 菌根イソギクと雑草の種4

その後、7月終わりの状況
菌根イソギクと雑草の種2 菌根イソギクと雑草の種

やっぱり雑草が生えていません・・・
小さいものが2~3生えている程度・・・
4月にあれだけたくさん種を投入したのですが、お見事としかいいようがありません。

菌根イソギク、すごいですね!
これなら、自信をもって、雑草対策に菌根イソギクを使うことをおススメできます。





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