菌根イソギクによる屋上緑化の試験施工をしてきました!

 2018-07-01
今日は、宮城県富谷市役所の屋上にて、
菌根イソギクの屋上緑化の試験施工を行ってきました。

菌根イソギクの屋上緑化については、今年2月からスタートしている京都府宇治市に続き、2例目です。
宇治の事例は、2月に植栽し、その後は水やりも一切せず、完全放置しています。
屋上緑化の際に、潅水設備を導入しなくても屋上緑化が気軽にできる事例を
実証しようかと思ってこのタイプで試験を行っています。
(詳しくはこちらより)

今回の富谷市役所屋上は、面白いところで、試験的に養蜂も行われています。
イソギクはミツバチの蜜源としても最高の植物となります。
11月くらいに、その年の一番最後の花として咲き、ミツバチの越冬を助けるための蜜源としての大きな役割があります。
いいコラボができるのいいですね!
菌根イソギク屋上緑化3

さて、今回の試験は、宇治の試験より、もう少しソフトに10cm厚の植栽袋の下に簡易的な貯水プレートを置いて、
気持ちだけ、宇治の事例よりマイルドにしました。ただし、もちろん完全放置で、天然の雨以外水やりは一切しません。
(宇治の試験施工についてはこちら。)

菌根イソギク屋上緑化1 菌根イソギク屋上緑化2 菌根イソギク屋上緑化4

これで今年の猛暑を乗り切ってくれると、
灌水設備の要らないとてもお手軽な屋上緑化手法が生まれるのですが、さあ、どうでしょう?
菌根イソギクに頑張ってもらいたいと思います!!

うまくいくといいですね。


京都宇治にて菌根イソギクの屋上緑化試験

 2018-02-16
完全無灌水による屋上緑化を実現できないかな?
と、以前から考えていいました。
せっかく樹木医をしているのだから、色々な知識を活かしてやってみたいなと。

特に菌根イソギクであれば、その過酷な環境でも生き延びてくれる可能性が高いと思っていました。
これまで雑草対策として、街路樹の植升、高速サービスエリアの植栽帯、公園、遊休地、大学キャンパス、花壇、小学校正門前などいろいろな場所で試験をしてきました。
一部湿地帯(正確には水はけが悪く、雨の時にいつも冠水する場所)に植栽したもの以外は旺盛な生長を見せ、経過良好です。イソギクの唯一の欠点はやはり過湿のようです。しかし、乾燥にはいたって強い耐性を持っていることにいつも感心しています。
その耐乾性があるため、屋上緑化への試験に採用しました。

今回、その実証試験をすることが出来ました。
京都府宇治市にある繊維メーカーの社員寮の屋上9階
菌根イソギク屋上緑化社員寮屋上2

今回は、50cm×50cm×10cmの植栽袋に各菌根イソギク4ポットずつ植栽しました。
培土、植栽袋のパターンを変えて、4パターンとしました。

菌根イソギク屋上緑化社員寮屋上

これからなつが終わる9月もしくは10月まで試験をします。
もしくは、その途中で枯れた場合は、再度パターンを変えて、試験を行う予定です。

さて、この過酷な試験植栽。
菌根イソギクは耐え抜いてくれるのか・・・
楽しみですね!

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