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根で吸われた水と養分は逆流する!?

 2019-07-10
樹木医をしていると、不思議な相談が来ます。

盆栽の愛好家の方ですが、
質問者:「根で吸った水や養分は逆流することはある?」
私:「いや。ないです。」
質問者:「でも、逆流してるんだよね。樹が枯れないもの・・・」
私:「えー!」

ということで、現物を見せてもらってきました。

ネズ 盆栽 杜松

盆栽ではよくあるのですが、植え替えとして、今まで木が立っていた方向と全く別の角度にして植えます。

ネズ 盆栽 杜松 ネズ 盆栽 杜松
ということで、植え替えと同時に、
黄色い丸が以前の根ですでに切除済み。
青い丸が不定根発根処理をして、それからそこを新しい根元として植栽実施。

これまで幹の途中だった青い部分にしか根がないんです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、確かに黄色い部部には根がない。
きれいに切り取られてしまっています。
そして、これまで青い丸より幹の下側に位置していた写真右側の枝も元気で枯れそうな気配がありません。

となると、
青い丸の部分の根で吸収された水、養分が幹を逆流して、以前の下の枝(写真右側)の枝に供給されていることになります。

うーむ、わかりません。。。






タグ : 樹木医 盆栽

月刊盆栽世界6月号(木を知れば盆栽がわかる 連載19回)が発売されました!

 2019-05-27
木を知れば盆栽がわかる!」というタイトルで、
月刊盆栽世界に連載をはじめて、19回目です。
樹木医としてみた盆栽について書いてきました。そろそろ最終回も近づいてきました。
さすがにそろそろネタ切れになろうとしています (笑)

盆栽世界6月号

さて、今回は、挿し木について全2回の前篇を書きました。
これまで書店に並んでいる本を参考に挿し木を一生懸命頑張ってきた方も多いと思います。
しかし、その思いとは裏腹に、本には載っていない挿し木を阻む大きな2つの壁があります。
前篇ではその大きな2つの壁について書かせてもらいました。
これを乗り越えなければ、挿し木は決して成功しない・・・

詳しくは、是非! 「月刊盆栽世界6月号」をご覧ください。



今日はクロマツ盆栽に手を加えていました

 2019-05-15
樹木医という仕事柄、以前より世話の出来なくなった盆栽を引き取ってくる事業をしていますが、
今日は、その引き取ってきた盆栽のお手入れをしていました。

クロマツ盆栽なのですが、
盆栽界では、三河黒松というブランド名が付いているみたいです。
引き取ってきた段階で、樹齢は50年程度。
やれることは限られていますが、いろいろと頑張ってみました。

三河黒松 三河黒松 三河黒松 三河黒松 三河黒松

次の持ち主が早く見つかるといいですね!



月刊誌「盆栽世界」2019年2月号(連載第15回掲載)発売です

 2019-01-04
月刊「盆栽世界」2月号が発売されました。

盆栽世界2019年2月号

こちらの号に、連載「木を知れば盆栽がわかる」の15回目が掲載されています。
樹木医の視点で盆栽について連載を書くと言うコンセプトで、1年間の基礎編としての連載が終わり、応用編に突入して連載3回目です。

今回は、全ての樹木医が基本知識として知っているのに、一般の人はほぼ知らないという「樹木の防御反応」についてです。
前回は幹での防御反応について解説をしました。今回は、樹木の防御反応の2回目です。
今月は、枝での防御反応について書いています。

幹とjはちょっと違う枝の中で起きている雑菌の戦いを解説しました。
木の巧妙です。
幹とは違う戦略で、枝でもいかに腐りを自分の体の中に入れないかようにということで、雑菌と戦っています。

読みたい方は、こちらより購入できますので、
ぜひご覧ください!









月刊誌「盆栽世界」2019年1月号(連載第14回掲載)発売です

 2018-12-04
月刊「盆栽世界」1月号が発売されました。

こちらの号に、連載「木を知れば盆栽がわかる」の14回目が掲載されています。
樹木医の視点で盆栽について連載を書くと言うコンセプトで、1年間の基礎編としての連載が終わり、応用編に突入して連載2回目です。

今回は、全ての樹木医が基本知識として知っているのに、一般の人はほぼ知らないという「樹木の防御反応」についてです。
今回より3回シリーズとして、この樹木の防御反応について書きます。
今月は「樹木の幹で起こる防御反応」について書いています。

幹に雑菌が侵入してきた時、木の幹の中で何が起きているのか!?
幹の中では、強力に雑菌と格闘をしています。

盆栽世界2019年1月号

詳しくは、
https://spressmedia.net/product/bonsai201901/
にてどうぞ!

次回は、「樹木の防御反応」の第2回目を書きます。




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